子供の頃からホルモン焼きが飯のオカズだったので顎の力は十分な自分
だが昨今の分厚い安ステーキのレアは固いので切る事が辛く悲しいなぁ
ゴシゴシギシギシと懸命に熟成不足な筋ばった固い肉を切っても切り面が
ザラザラで舌触りが悪く口に入れても不快甚だしく、気疲れしてしまうんだ
なので私は自分で存分にカミソリ研ぎした一見ステーキ屋のナイフ
に見える「刃渡り10cmのペティナイフ」を持参し切り分け喰っている
それを使えばサーっと刃先で5cm厚レアステーキを軽く撫でるだけで
スパっと切れ、切り面が鏡の様な艶で舌触りが滑らかで最高に美味い
「切れるナイフの効用」は切り面の美しさ(美味さ)だけでなく切る時間の
ロスが生じないのでステーキの一番美味しい時間を全く逃がさず喰い終われる
焼き上がった700g〜1kgのロース塊の脂と膜を速攻に切り分け小さく刻み
「味の濃いパーツ」とし、それと3cm角に切ったロース芯と合わせて赤身の
血味と脂味を口中でブレンドしつつ、妻となら10分かからず完食してしまう
ただ「一瞬に何人も殺せる刃物」なので過分に気を遣い、厳重な鞘に収め幾重
にも包み、一緒に行動する妻に預ける事で不測の事態を最大限回避しています
余談ですが我が夫婦はステーキ屋で飯を食べる事は全く無く、最初に大きな
チーズハンバーグをワインの肴に突っついてから最後に分厚いステーキで〆ます
肉を喰らう時は「肉だけ」を食べます
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