ヒット商品が売れ続ける理由は味だけじゃないからね。
まず世界初という圧倒的な先発優位性を生かしつつ飽きさせないフレーバー展開をした。
カヤクの袋だスープの袋だなんだをせず蓋を開け湯を注ぐという最も単純な作り方を維持。
私は主に山頂で食べるけど強い風が吹く山でもスープ袋や後入れ調味料なんかがが飛んでってしまうことがない。
食べ終わればくしゃっと潰せばコンパクトで邪魔にならない。これは現代の環境問題にもマッチしてる。
マッチと言えば現代社会のタイパ主義にもマッチしてる。カップ状なのでなんなら歩きながら食べられる。
丼型容器でこれをやるのははかなり難しい。コンパクトでスペースを取らないからPCの前でも食べられる。
コンパクトってのは大災害がいつ起こるかしれない日本では備蓄の面でも有効。
マーケティングも絶妙に巧い。メインターゲットである若い世代に好まれる尖ったCMを徹底して流し続ける。
年寄りはもうとっくに知ってるからねカップヌードルを。彼らはあさま山荘の生中継で完全にすりこまれた。
作り方の話に戻るけど手順が単純なのは年寄りにもいいんだよ、いろいろ面倒になるから。
小さいスープ袋は開けにくいし、小袋や調味油に気がつかずにお湯入れちゃう失敗も起こりがち。
いろいろ書いたけどカップヌードル食べるのは年に3回ぐらいかな私は。
「たまに食べるとおいしい」って感覚を維持しておかないと災害時に備蓄の食事を楽しめないからね。
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