パンの耳は残す

元パン焼き職人です

まず最初に「焼きたての食パンは美味い」と言う奴は物凄い味覚音痴です

型で封じて四方から焼結させる角食パンは焼いて飛ばす「粉臭さ」が抜け難く
焼いてからラックに最低3時間ほど置いて粗熱と同時に粉臭さを飛ばしますが
半日ほど置いた奴が「本当の食味」で逆に焼き立てなほど美味しくありません

クラスト(耳より正しくは表皮)はどのパンにおいても良く焼けて一番美味い
部分なのにそれを排除するのは>>1が明らかに味覚音痴の証拠だと言えます

個人的にはパンのクラム(焼き色が付かない中身)は味がせずクソ不味く、食パンを
食べる醍醐味は如何にクラスト(耳でなく表皮)を活かした食べ方をするかが大切で
日本人が冷や飯でも茶漬けや炒飯などで美味しく食べるようにパンのクラストも
乳脂とチーズを用い美味しく食べる工夫が欧米では普通で、先日NHKの外人が
日本文化を評論する番組でクラストを切り捨てたサンド類を不思議がっていました

要するに>>1はパンの味が判らない味覚が未熟なオコサマで
「オマエみたいのは柔い白米喰っとけバ〜カ」ですが
工場製造既製品でも完全な白焼きパンや柔さを謳う製品が
在るのでオコサマ味覚は一定量存在すると言えます

返信する