今年4月に起きた焼肉チェーン店での食中毒死亡事件を発端に、牛肉の生食を
禁止する動きが出ている。
最近では焼肉店の定番メニューだったユッケと共に、レバ刺しも提供を見合わせる
店が増えており、この状況を悲しんでいる愛食家も少なくないが、そうした中、
こんにゃく関連商品製造・販売のハイスキー食品工業は“生で食べても絶対安全な
食材”として、こんにゃくを使ったレバ刺しの疑似食品「マンナンレバー」を開発した。
同社によると、「牛レバ刺しそっくりの味と食感が楽しめる」という。
価格は1袋20枚入り(400グラム)960円(税込み)。
http://www.narinari.com/site_img/photo/2011-08-23-1458... 「マンナンレバー」はハイスキー食品工業独自の脱アルカリ技術を用いてこんにゃく
特有の臭みをなくした新素材「マンナンミール」を使った新商品。脱アルカリ素材を
短冊状にカットし、牛のレバーに似た色を付けて定着させ、たれとごま油をからめる
ことで食感と味をレバ刺しそっくりに仕上げた。
この「マンナンレバー」は見た目や味、食感のほかにも「常温で90日間保存できる」
「袋内の水気を切るだけで前処理(アク抜き)や調理加工不要ですぐ使える」と
いった特徴がある。
そのため、同社は焼肉店のほか、居酒屋やホテル、レストランなどに幅広くアピール
していくそうだ。
ハイスキー食品工業は1924年創業のメーカーで、今年の春には「マンナンミール」を
使った寿司ネタを開発。マグロの味や食感に似せたものや、キャビアやイクラに似せた
ものなどを発表している。
ハイスキー食品工業
http://www.haisky.co.jp/
ナリナリドットコム
http://www.narinari.com/Nd/20110816139.htm...
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