思えば「宅配ピザ」は35年ほど前の1984年頃から30分遅れなら無料の謳いで
急増し出したが、当時の出前なんて配達エリアの制約が厳しく、既存は
蕎麦屋・寿司・鰻・中華・食堂と精々近所の喫茶位でしかも受付終了が
下手すると昼間だけとか猛烈に不便だった上に「だらしない悪い店屋物生活
」ってイメージしか無かった時代だったが、夜11時半までに頼めて¥2000ほど
払いあの箱を開ければ「まるでドラマの雰囲気」をマンション一人暮らしで味わえた
でも今じゃ自宅調理での材料(冷凍・半完成品)や調理家電が安く進歩したので
今更宅配ピザなんて客用に手間を省きたい時に使うか、刹那的な欲望に負け
コスト管理が出来ないだらしない人間御用達の「やっつけ出前」に落ちぶれた
実用面では近所のイオンで¥198の工場製造ピザを何枚か買い置き、それだけでは
チーズが物足りないので癖のあるウォッシュ系や青カビ系ナチュラルチーズを
追加乗せして今じゃ10万しないスチームコンベクション・オーブンで蒸し焼けば
時間制約や面倒な受け取り無く¥300前後で相当美味いピザが食べられる時代だ
地道に暮らせばどんな下層でも上記程度の食生活は普通だし
なにより人員確保難や人件費高騰の昨今、作らせ配達させるのに
「宅配ピザ割高で許せん的スレ」を立てる感覚が猛烈に古臭いの
自分は宅配ピザ黎明期以〜至る現在までの変位する絶対価値と
各時代における相対価値の両面を比較しながら考察するのだが
「現代によくまぁこんな安価で配達までするよね」と感心しきり
返信する