半額ゲッターおわす？

今日もヤフオクで落とした全身古着姿で母親の茶色いラパンを乗り回す小男が言い放つ

「オレの味覚に合わない食い物など　豚のエサだ」
「よくそんなもん食えるな　オレの手料理を食って　味覚を磨け」

「そのカップラーメン　¥50で売ってくれ」
「買い物に行くと知らないうちにカートが満載になっちゃって、押しますよって店員が必ず寄ってくる」

「河原でバーベQやろう　みんなでパァ〜っと焼き肉バイキング」
「オレは酒飲んでないからさ　割り勘も別勘でいいよな」
「この店　なんでクーポン使えないんだよ! 店長呼んできて説明させろ」

「おはよう　今日の昼めし、何食う？」
「オレの口に合う店がやっと見つかったんだけど　高くても美味い物しか食いたくないよね」

「あの人の紹介で東京の商社に就職内定したから、そろそろ結婚して世田谷にマンション買ってアウディも予約した」

「自分は青年実業家であり、デザイナー」「オレには悪い霊が見える」と得意の話術で言葉巧みに女をﾅﾝﾊﾟ
通い詰めているレクサスやアウディのディーラーにて、年収1000マンの実業家を装い試乗、ノベルティグッズを収集(ﾔﾌｵｸ出品用)
ヤマダ電機とコジマ店内を徘徊、見栄の購買意欲で店員に家電品の見積もり依頼、
世界の食材、業務用スーパー/デパ地下食品売り場・物産展会場内を試食徘徊、
大好きなブランド品コーナーでは一時間も店員と談笑


最後に閉店間際のしずてつストアにて明日のｹﾁｹﾁ弁当用に半額見切り品を漁る、そんな自分にステイタスを感じる丸山ケチ成31歳・ポン中泥棒詐欺師のグルメな日々は繰り返される・・・★

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